2022.4.30.(土)esq Tour 2022 spring “Hooray!”を観に、目黒のBLUES ALLEY JAPANへ。
esqの生ライブは2020年12月以来らしい。
同じセットリストで配信があるのでネタバレなしでリアルライブの感想だけ書く。
BLUES ALLEY JAPANに来たのは2019年12月以来。なんかもう懐かしい。4人掛けの丸テーブルの真ん中にアクリル板ができていた。
生のライブとは、ということをすごく感じたライブだった。
「聞く人がいて音楽は成り立つ」という趣旨の話があって、昨日のライブで聞いた石井AQの話と同じだなあと思った。聞く人がいなければ「森の中で木が倒れたのと同じ」。ミュージシャンの切実な思いなんだろう。
今回のツアーは三谷泰弘ソロで、キーボードとピアノの弾き語り。esqオリジナル曲、スターダスト☆レビュー時代の曲、洋楽・邦楽のカバーによる構成。
声量も音程の確かさも高音の伸びも変わらない。というかパワーアップしている。これはちょっとすごいのでは?
終盤、声の大きさが上がったのを体に伝わってくる振動で感じた。生ライブが配信と違うのはこの伝わってくる揺れだと思う。
そしてこの日すごく感じたのは、ほかのお客さんとの相互作用。興奮が伝わりあって、高まっていく。
そして同じように、アーティストと観客との間の相互作用も見えたような気がした。歌で温まった客席の興奮が伝わって、三谷さんの思いも高ぶったような。
いっそYouTuberとして発信するというのもいいアイディアだと思うけど、それはそれとして生ライブで音の波動を感じたい。