波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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プロデューサーズ 東京厚生年金会館

脚本・作詞・作曲:メル・ブルックス、演出・振付:スーザン・ストローマン
7/17(日)マチネにてかたつむりと観た。2F後方のB席、風邪引いてぼおっとしている、という悪条件下でやや点が辛めで言えば、見たことがあるような舞台。でも悪くはなくて、「ブロードウェイ」と言って求めていたのはこういう舞台のような気がする。にぎやかで華やかな演出、起承転結のはっきりした物語、グラマラスなブロンドの美人(かどうかは見えなかったが)の色気。そのレベルはなかなかだと思う。文句なく面白かったし。現在の日本で見ると、ヒトラーの成功物語=露悪趣味ということが多分アメリカで自明とされているほどはっきりしていないので、劇中劇はなんかすんなり笑えなかった。文句はそれ位かな。ブロードウェイの出資システムについては勉強になります。日本でもどこか出資を募ったらいいのに。やるとしたら青年団あたりかな。興行的な成功が前提にないとできないから、四季か。こういう来日公演のチケットでやればチケット代が下がる、ことはないですかねえ。