作・演出・演奏:三谷幸喜、出演:中井貴一、寺脇康文、相島一之、堀内敬子、生瀬勝久
4/7(土)のソワレを観た。ゴッホ、ゴーギャン、スーラ、シェフネッケルによる、「芸術家に友情はありえるのか」という話。芸術家の嫉妬はすごかった。タイプの異なる俳優で、個人芸を堪能する舞台。堀内敬子が器用に歌で舞台回しを務めていた。耳に残るメロディーの繰り返しで、ミュージカルみたいな観後感。生ピアノも格好良かった。ポスター、客入れの音楽から、全体はすごくスタイリッシュを意識していて、気取り方はぎりぎりセーフ。けど、受け狙いの踊りがどうにもはまらない。歌も前半は唐突感があった。工夫はされているので、これからこなれてくるでしょう。素敵な一種の成長物語でした。友情って呼んでも差し支えないと思うけど。休憩込み2時間45分と長いので、そのつもりで行きましょう。