波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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阿佐ヶ谷バリ舞踊祭「天翔る光−あまかけるひかり−」阿佐ヶ谷神明宮境内


8/1(日)2日目をかたつむりと観た。改築されて真新しい境内で能楽堂も真新しい。観覧スペースに余裕ができ、物販はその場で食べられるフードが充実して、居心地の良い境内になった。生ガムランはトゥラン・ブーランの阿佐ヶ谷バージョンで、器楽曲「ルランバタン」からスタート。第1部は録音音源で、花撒きの「タマンサリ」、コメディアンをモデルにした「チュディール」、独立戦争の兵士の踊り「クンバン・プンチャ」、猿の兄弟喧嘩のレゴン「レゴン・ジョボグ」、新作舞踊「タリ・デュエット”プガッ・スィ”」。変わった踊りが多かった。ジョボグは微笑む場面が意外で勉強になった。勝ってると嬉しいのね。
第2部はガムランが入って、「ルジャン・デワ」。祭礼の踊りで、シンプルだけど踊ると楽しい踊りです。「バリス・グデ」は男性の奉納舞踊。「クテウェル村のトペン・レゴン」は能楽堂で(写真)。「パラワキア」は踊り手が歌・演奏もする演目で語りの和訳が目新しいかった。「テレック・ジャウック」はわらわらいる良い神・悪い神がこの日も愛らしく、最後「ジョゲ」の前まで見て終了。暑いとはいえ夕刻の野外でやや涼しく、日が沈んでからライトに浮かぶ金色の衣装は美しい。開場時頃に屋外に出るのにはひるみますが、行ってしまえば楽しい夏イベントなのでした。今年は阿佐ヶ谷七夕祭と日程がずれてしまったので、開演前にうさぎやへ。氷あずきおいしかったです。