波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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「パウル・クレー おわらないアトリエ」東京国立近代美術館

7/17(日)にかたつむりと出掛けた。招待券をもらったのでちょうどいい避暑になった、というにはやや混んでいたが。パウル・クレーは20世紀初めのドイツで活躍した画家で、絵を切ったり回転させたりという独特の構成方法のために抽象画になりきらない抽象画のような絵。晩年は線がシンプルになりキャラクターデザインのようでかわいかった。
その後所蔵作品展「近代日本の美術」、「路上」展も見た。「近代日本の美術」は明治以降の日本の美術の歴史の展示で、なぜかここにも大量のパウル・クレーが。大きな絵、インパクトのある彫刻など、分かりやすく楽しい作品が多かった。「路上」展はタイトル通りジャック・ケルアックの「路上(オン・ザ・ロード)」をイメージして、路上を表現した作品集。開放的な感じが魅力的な展示だった。
所蔵作品展の4階にはお堀ビューの無料休憩所があり、なかなか居心地の良いところでした。実際のお堀端は照り返しで暑かったけど走っている人は大丈夫なんだろうか。