波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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維新派「風景画−東京・池袋」西武池袋本店4階まつりの広場

フェスティバル/トーキョー11
構成・演出:松本雄吉
10/15(土)にかなえちゃん夫婦と観た。野外なので天気に気をもんだが、開演前にちょっと降られた程度で済んだ。暖かい日で良かった。野外気分は堪能したが、舞台は閉塞感が強く、いつも期待しているような浮遊感、イメージが広がっていく感じがなくて残念だった。作者の東京もしくは都市に対する否定イメージを感じたのは読みすぎか。音も電車の音に負けるのを恐れたか、小さい会場なのに生な感じの全くしないマイク音声。もっと遊びがあったら良かったのに。舞台装置は池袋から見た東京のビル群で、実際のビルと装置のビルが重なって見えるのはちょっと面白かった。とはいえ裸舞台でも良かったかな。場所の面白さに勝てなかったかなって感想でした。