波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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「pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」

3/18(日)新宿バルト9にて17:00の回をかたつむりと観た。一日の上映回数が少なくなって、満席だった。監督はヴィム・ヴェンダース。ダンスのドキュメンタリーにして、3D映像。わざとらしさのない3Dで、舞台上に視点を置いた映像は生の舞台より迫力があった。「春の祭典」「カフェ・ミュラー」ともう1本の作品を中心として、団員のインタビューや、屋外でのダンスが構成されている。街に出て踊るのが、ウィットもあり、のびやかで、良かった。景色の開放感もあって。ピナ・バウシュと作品を知っていることが前提の映画で、日本の観客は知ってるんだろうかと一瞬不安を感じたが、でもそんな知識は多分必要ない。なんだか不思議な踊りは強い意思があって、いろんなコンテンポラリーダンスの源なんだなあと感じた。生の舞台も観たくなりました。