波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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「PLAY PARK 2012 〜日本短編舞台フェス〜」CBGKシブゲキ!!

ホナガヨウコ企画 x d.v.d「リアル感電!!/2012版(また会いたいし、笑いたい)」作・演出・振付・体出演:ホナガヨウコ、音出演:d.v.d、ゲスト出演:マンボウやしろ
花組芝居「海神別荘」作:泉鏡花、演出・出演:加納幸和
珍しいキノコ舞踊団「キノコース」振付・構成・演出・出演:伊藤千枝
鳥肌実「玉砕演説」
小野寺修二X森山開次「共犯」演出:小野寺修二、出演:森山開次ほか
4/28(土)夜の公演を当日券で観た。前売は売切れていたが、当日券は発売1時間前で楽勝だった。15分から30分くらいの舞台を集めた企画で、この日はダンスが多いラインアップ。花組芝居も随分踊って、と思ったら、小野寺修二X森山開次は芝居仕立てだった。意外。大事な(と思われる)台詞が聞き取れず、実はよく分からなかった。振付はいかにも小野寺修二らしかった。
収穫はホナガヨウコ企画 x d.v.d。何故かツインドラムの生音とシンセ、映像とダンスの構成で、とってもポップ。と思ったら生々しい心の痛みをのぞかせる作品で、見応えがあった。若そうだし期待。鳥肌実は予想以上に駄目駄目な感じ、花組芝居はしっかりまとめるけど全体的ななよなよした感じがちょっと残念な感じだった。
数日たって振り返るとベストは珍しいキノコ舞踊団薬師丸ひろ子の曲に乗せたソロが美しく、印象的な歌詞とともに残像が残った。当日券に並んだ甲斐がありました。