波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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阿佐ヶ谷バリ舞踊祭「天に響く樹」阿佐ヶ谷神明宮境内能楽殿

namiuchigiwa2012-08-08

8/5(日)2日目。いかにもこの季節らしい晴れ。例年よりはまだ暑さがましかな。この日は一人で出掛けて、現地で知り合いと一緒になった。
第1部 1.ジャグル・プレゴンガン 器楽曲。演奏はトゥラン・ブーラン。インドネシアの男性らしき人がメインで参加していた。2.プスパ・ラガは花撒き(写真)。3.レゴン・クンティールは猿の兄弟のレゴンだけどジョボグとは違う。初めて見たような。4.ワヤン・ウォンはワヤン・クリの人間版で仮面舞踊。尻尾のついた大きな衣装で左右に大きく体を揺らしながら叫ぶのがすごく印象的。誰が見ても楽しいのがいいなあ。
第2部は日本の新作が並んだ。 5.五頭龍弁天恋絵巻〜風神雷神 江ノ島用に作られた作品の一部。スピードのある動きは楽しげ。6.義経千本桜〜道行初音旅「吉野山」 義経千本桜の幽玄能の構成で、女性の男踊りを見せる。7.シシアン〜チャロナラン劇より〜 悪霊の踊り、というバリならではの踊り。踊りはシンプルだが、化粧と衣装が怖い。8.トペン・パジェガンは仮面を付け替えて6役をこなした。語りが分からないのが残念。この日も9.ジョゲの前に帰りました。
開演少し前に着いたが、2人なら桟敷の場所が取れたので、能楽殿舞台は見やすいといえるだろう。さすがに写真は遠くなったが。ワヤン・ウォンが圧倒的に面白かった。またやってほしいです。