作・演出:三谷幸喜、出演:渡辺謙、高泉淳子、段田安則ほか
2/9(土)夜のプレビュー公演初日を当日券で観た。前売券は秒速で売り切れたが、当日券の電話予約は小人数で対応しているようなので、時間を掛けてトライすればつながるのでは?この日は50番まで出ていた。天才ピアニストとその調律師の話。舞台はヨーロッパ(多分)。喜怒哀楽のしっかりした物語は抜群の安定感で、隠れ見所は赤毛物とかつて呼ばれた西洋らしいジェスチャーの芝居をそれと意識させずにしかも自作で見せるところだと思われた。和久井映見のトーンが初め浮いていたが、これから落ち着いていくだろう。もちろん誰にでもお奨めできる舞台。三谷幸喜も職人なんだろうなあ。