波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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「HAIR」東急シアターオーブ

脚本・作詞:ジェームズ・ラド/ジェローム・ラグニ、音楽:ガルト・マクダーモット
5/31(金)夜の公演をカタツムリと観た。プレイガイドの半額券。半額券はよく売れたようだが、2千席のキャパは明らかに無理があったよう。1960年代アメリカのフラワームーブメントを同時代に描いたミュージカルのリメイク。「アクエリアス」等の有名な曲もあるある意味古典な作品だが、今見ると歴史の勉強のようでもある。60年代に各国で同時発生した異議申し立てってなんで起きたんだろう。このミュージカルを同時代に発表した時にはいろんな意味ですごい衝撃だったと理解できる。歌はさすがの分厚さだった。盛んに客席に下りてくるので、一人ずつのコーラスパートがたくさんあることが分かって面白かった。高揚させる構成もさすがです。