波打際の舞台日記

演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いていこうと思います。

シス・カンパニー「ドレッサー」世田谷パブリックシアター

作:ロナルド・ハーウッド、演出:三谷幸喜、出演:橋爪功大泉洋秋山菜津子ほか
7/13(土)夜の回を観た。三谷幸喜が演出のみをする企画の第2弾。タイトルの「ドレッサー」が衣装係のことというのは観るまで分からなかった。バックステージ物(楽屋と舞台袖でシーンは展開する)で、三谷本人が言うように「ショウ・マスト・ゴー・オン」への影響がはっきり。梶原善の使い方が尚更既視感を出している。今回は台本は変えなかったようだが内容的にもすっかり三谷ワールドだった。笑ってしんみりして。冒頭のいかにも翻訳口調は解消してほしい。最後の着地のさせ方はやや苦しいか。とにかく大泉洋が達者。この人は本当に器用。平岩紙は細くて若かった。大人計画の人と思えないくらい女優って感じの人。見終えた後に残る重さのある芝居でした。