作・演出・出演:野田秀樹、出演:古田新太、宮沢りえ、瑛太ほか
10/20(日)昼の回を観た。美輪明宏の生涯を描く。生きている人だし取材もしているので、本人はどう思うんだろうとか事前に見せたんだろうかとか余計な心配をしてしまうが、嫌味なところはない一代記。長崎出身ということで、作家の長崎へのこだわりが前面に出た。美輪役は宮沢りえと古田新太の二人羽織。まさに配役の妙で、嫌らしい感じの出ない宮沢と、この体からならあの声が出そうと思える古田で、違和感を感じさせなかった。要所に本人と思われる歌が入って、主要キャストの一人のよう。歌の力を感じた。