波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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「障子の国のティンカーベル」東京芸術劇場シアターイースト

脚本:野田秀樹、演出:マルチェロ・マーニ、出演:毬谷友子、野口卓磨
2/15(土)夜の回を観た。野田秀樹25歳の作品で、コンプリシテのマルチェロ・マーニが演出、毬谷友子がやりたいと言い出したらしい。基本的には女優の一人芝居で、ピーター・パンになったりティンカーベルになったり。毬谷友子バージョンはぐっと母を感じさせたが、奥村佳恵バージョンはきっともっと若い混乱が前面に出たのかな?せつない喪失の物語だった。椎名林檎の既存の曲がびっくりするほど歌詞に乗って、半音のマイナーコードがよく似合う。確か3曲くらい。だから音楽劇のように曲が残る芝居でした。