波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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阿佐ヶ谷バリ舞踊祭「百花価千金」阿佐ヶ谷神明宮境内能楽殿

namiuchigiwa2014-08-14

8/2(土)1日目。天気は良く、暑すぎず、ベストコンディションだった。17時開演で3部構成、ぴたっと20時前に終わった。第1部「パニャンブラマ」花撒き、「トゥドゥン・サリ」花傘を持った娘の踊り、「サブンガン・アヤム」闘鶏と思われる踊りで戦いの決めのポーズが楽しい。「レゴン・バパン・ドゥルガ」正統派な感じのレゴン。第2部は生演奏が入って、「トペン・トゥア」老人の仮面舞踊。基本の動きがあって後は即興なんだろうか。「クビャール・レゴン」演奏のスピードと切れがすごくて、クビャールって雷という意味だったと思い出した。第3部は影絵ワヤンで「スタソマ物語(前編)〜不殺生の教え〜」。初ワヤン。バリで観衆がすごく盛り上がって笑っているのは、笑わせているからなんだね。古語と現代語による解説をセリフの中に盛り込むという仕組みらしく、解説と笑わせ部分が今回日本語で、響きは古語の部分がワヤンぽくって堪能した。影絵によるバリスの踊りはよく分からなかったが・・・。来年もワヤン見たい。今年は観客席が異様に盛り上がり、ビール瓶が乱立し、それはそれで楽しい夏祭りだった。