波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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阿佐ヶ谷バリ舞踊祭「神々の遊ぶ庭」阿佐ヶ谷神明宮境内能楽殿

namiuchigiwa2015-08-09

8/1(土)1日目。天気予報では豪雨が来るようなことを言っていたがほとんど降らなかった。阿佐バリは意外に降らないらしい。16:45頃着いて、かろうじて1つ空いている椅子席を確保。能でいう中正面にあたり、柱が邪魔だったが座れたので文句は言わない。曲目は、第1部:花撒きの「ペンデット」、王子二人の踊り「ウィランジャヤ」、若くて可愛い踊り「クンバンギラン」、ゆったりしたシンプルな踊り「アルサ・ウィジャヤ」、女性群舞「ブラット・ワンギ」。第2部は生ガムランが入って「クビャール”光”〜日輪の女神、天の岩戸幻想〜タルナ・ジャヤ」。天の岩戸の話を描いた創作舞踊に、光の再生を表現して「タルナ・ジャヤ」を続けた。話を知っているからぐっと物語として見られる。バリの人はレゴンもこうやって観ているんだろうか? 「タルナ・ジャヤ」は前奏がものすごく長いので、こういう活かし方はありだと思う。面白かった。日が沈んで屋台の食べ物も売り切れて、第3部:針仕事の踊り「バヤン・ニンテ」、グランドニッコー・バリの開業記念に作られた楽しげな「トペン・ニッコー」、ラストは「レゴン・スプラバ・ドゥタ」。日本語の語りが物語を伝えて嬉しいのだけれど、マイクの調子が悪く途切れ途切れで残念だった。暑い中野外イベントをこなして自信が付いてきて翌日へ。