波打際の舞台日記

演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いていこうと思います。

八月納涼歌舞伎 第三部「野田版桜の森の満開の下」歌舞伎座

2021.4.7.待望のDVDが発売!


シネマ歌舞伎 野田版 桜の森の満開の下 [ 田中傳左衛門 ]

坂口安吾作品集より
作・演出:野田秀樹
出演:中村勘九郎中村七之助市川染五郎ほか

2017.8.13.(日)かたつむりと出掛けた。

新しい歌舞伎座は初めてでテンションが上がる。しかも1階。花道が全部見えるというのは余韻が楽しめて嬉しい。

作品としては何度目かの再演で、時間もたっぷりある(休憩20分含めて約2時間半)だけに、分かりやすく馴染みやすくする工夫が盛り込まれていた。今回3回目にして初めて筋が分かった気がする。

閻魔と鬼がしっかりした衣装で、しかもたくさんなのがスゴイ!金掛かってる!

音楽・美術は新国立劇場の時と多分同じ人で、要所は記憶があるものと同じ。

七之助の夜長姫は毬谷友子ほどの恐さはなくやさしい印象という感想だった。

耳男の勘九郎の切れは夢の遊眠社の世界に馴染みがいい。

ヒダの王の扇雀やオオアマの染五郎など貫禄がある役がすごくはまるのと、マナコの猿弥の必死さが良かった。

歌舞伎座でのカーテンコールも自然になってきた。

この日は夏休みなのか大向こうさんの声が掛からなかったのが寂しかった。新作はタイミングが難しいが。

10月は宮城聰のマハーバーラタです。新鮮な驚きがありそうと期待しています。

過去の野田版歌舞伎の情報はこちら

・「野田版 研辰の討たれ」(DVD)

野田版 研辰の討たれ [ 中村勘三郎[十八代目] ]

・「野田版 鼠小僧」(DVD)

野田版 鼠小僧 [ 中村勘三郎[十八代目] ]

・「野田版 愛陀姫」(当サイト内の記事)
namiuchigiwa.hatenablog.com
・上3作を収録した本

野田版歌舞伎 / 野田秀樹 【本】