作:斎藤憐
演出:佐藤信
2018.12.24.(休日)かたつむりと出掛けた。「ジョルジュ」は座・高円寺のレパートリーで毎年演じられているピアノの生演奏とリーディングで、地味だけどクリスマスにぴったりなイメージで行ってみた。意外に盛況で予約が必要。
小編かと思いきや、休憩込み2時間半。短いものも含め14曲、たっぷりピアノが聞ける。
「ジョルジュ」はショパンとショパンの妻であり庇護者だったジョルジュの物語。
千葉哲也が良かった。竹下景子は再演だからかちょっと集中力不足に見えるという感想。
ピアノはもっといい音で鳴ると良かったんだが、ピアノか劇場かどちらかの加減でやや硬い音。
曲がすごい速さで、これはテンポを上げてる? 超絶な指運びだった。指が見える下手側(舞台に向かって左)がおすすめ。
ショパンの曲にあまり詳しくないので、変わった曲が多いのに驚いた。そういう意味でも面白いかも。
時代背景はフランス二月革命。といってもかすかな記憶しかないし、特に見るのに必要でもないが。斎藤憐の社会運動に対する思いが見え隠れするようだった。