波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

「寿歌」舞台芸術公園 野外劇場 有度

namiuchigiwa2018-05-03

ふじのくに⇔せかい演劇祭2018
愛知県芸術劇場・SPAC-静岡県舞台芸術センター共同企画
作:北村想、演出:宮城聰、出演:奥野晃士、たきいみき、春日井一平
4/30(月)にかたつむりと観た。日本平の山の中の劇場で、満員(500人位?)の人出に、送迎バスの運送能力が心配になるほど。学生の集団が多かった気がする。夕暮れから薄暮の時間で、やや涼しかった。立派な野外劇場で照明効果が美しい。
脚本は80年代に席巻した核戦争後の設定の芝居の代表作で、約40年経った。多分2回観たことがある。今見ると、世界はやっぱりとうに終わったまんまで、もはや軽やかに再構成することもできずに、何も産み出せなくなった後。終わり方は泥沼化するばかりで、宗教すら確かさを失って、どこに向かっていくのだろう、と呆然とした。異郷という環境も相まって、印象深い舞台だった。