鳴瀬喜博 presents NARUKOKI CHOPPIN' 3 NIGHTS 2nd night
メンバー:鳴瀬喜博(Bs)、田村直美(Vo)、北島健二(Gt)、是方博邦(Gt)、小森啓資(Drs)
ゲスト:根本要(スターダスト☆レビュー)
爆音ROCKで渦が巻く古希祝い
2019.11.21.(木)鳴瀬喜博、通称なるちょの70歳のお誕生日。古希祝いのライブ3本のうちの2日目だった。BLUES ALLEY JAPANの立見ってこんなに入るんだ。初めて見た。
「爆ROCK」がバンド名で、この日はゲストボーカルに根本要を迎えて、「にゃおみ&かなめ」のツインボーカル。
ギターが2本(ゲスト入れて3本)だし、音がめちゃめちゃ分厚い。
音が分厚いのは楽器構成だけじゃなく、爆音の音量のせいもある。
とにかくギュンギュン響くベースにドラムもドカドカいって、ボーカルがぎりぎり負けないくらいの音量。壁からの反響音も加わって、音が渦を巻くのに文字通り巻かれて酔っているような感覚だった。
一番爆音なのが主役とはいえ70歳のベースなのだから、なんかすごい。
それでかなんだか、ベースのアンプが飛んで、なだめながらのステージだった。
2ステージ目はゲスト根本要が進行
19時開演、30分弱の休憩を挟んで、終演は22時半ごろ。
1ステージ目はアンプトラブルもあってトークが長くなって伸びたのかな?
2ステージ目はゲスト根本要が登場。好きに進行していいよと言われたっぽく、司会もしてナルチョとの思い出話などトーク独り占め。
スターダスト☆レビューの曲に田村直美が参加した「Feel me, See me, Hold me」からスタート。声の高さが2人ぴったりでよく響く。
要さんはもちろんボーカルもギターも映えるけど、一番うまいなあと思ったのはコーラス。さすが。
選曲は2ステージ目の2/3くらい根本要選曲で、洋楽のカバーなど。ほかはメンバーの曲などだった。各ステージ7曲くらいだったかな? アンコールが2曲。
ナルチョを筆頭にものすごくのびのびと楽しんでいる感じがありありとして、自由すぎる感じが面白かった。
超個人的なPEARLとの再会
今回のライブを知ったのはスターダスト☆レビューの情報なのだが、実は初期PEARLのファンでライブも数回行ったことがある。なのでSHO-TA(田村直美)も楽しみにしていた。
パールの影響でジャニス・ジョプリンも聴くようになったし、今でも時々口ずさむ曲がある。ソロになって歌のタイプも歌い方も変わって離れていたけれど、たまに目にすると歌い続けていることを嬉しいと感じていた。
田村直美のライブを見るのは、スターダスト☆レビューのライブで1曲ゲスト出演したとき以来。
歌声やステージ上の動きは記憶のままで全然変わらない。時々びっくりするくらいジャニスとそっくりだったりする。以前はこんなに愛想がいい感じじゃなかったかな?
鳴瀬喜博プロデュースの初期PEARLの曲を2曲演奏した。アルバム『She's Fresh』の曲。当時はあまり印象に残らなかったアルバムだけど、曲の遠い記憶も刺激してすごくいい。こんなにかっこいい曲だった?
そして、Janis Joplinの「Move Over」が最高だった。アレンジも派手だしやっぱりかっこいい。要さんのジャニスもレアだと思う。
「オブラディ・オブラダ」の替え歌に乗せて、ケーキやプレゼントの贈呈! 写真を撮ったんだけど、うまく撮れなかったので、白黒にしてみた。
とりあえず『She's Fresh』をもう一度聞いてみねば。
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