波打際の舞台日記

演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いていこうと思います。

「東京キャラバン in 岡山」(ライブ中継)

 2019.12.8.(日)「東京キャラバン in 岡山」開催。

開催はこの日のみ、12時から、14時から、16時からの3回で、そのうちの14時からの回をインターネットで生配信したものを観た感想。公演時間は50分。

その前には倉敷美観地区チンドン屋風のPRパレードをしていたようだ。

配信を見始めたときには前説中。パレードも配信してたのかな? PC動画の音声が出なくて焦ったが、スマホで無事開演に間に合った。

場所は倉敷物語館というところ。古民家風の半分の建物と室内は元々あったもの? 昭和のドラマのセットのような空気がある。

リーディングアーティストはピチチ5の福原充則。旅先でその土地の人の短編物語を上演する「さんぴん」との合作らしい。

普通の人のほんのちょっとドラマティックな短い物語を次々と紹介するという形だった。連続する話の間に挟んでまとまりが出た。3回内容が違ったらしい。

衣装は作業服+αですごく地味。実はワークマン風で今時なのかもしれない。普段着というのを強調した演出で、エピソードもいかにも実話。

冴えない見た目と地味な話で、ほんわかとおかしみがあって、という舞台かと思っていたら、備中神楽を一点豪華主義でどーんと見せた。メリハリ効かせたこともあって、すごく格好良い。龍と剣で戦う立ち回り。

地元の人の今の話という焦点の当て方で、逆に都市と地方という視点が前面に出た。がんばるところが東京や大阪で、一時期移住して集中してトライしてみる、という話が多かった。

都市は、夢に向かってがんばるところ、と位置付けられているんだな。ほんとはそのハードルの高さは、夢の実現の遠さなんだろうけど、体験として都市との距離と一緒になっているんだろうな。地元はがんばらないという位置付けが、都市部の住民にとっては違和感というか発見だった。

これまでの東京キャラバンの感想記事はこちら。

namiuchigiwa.hatenablog.com