波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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座・高円寺寄席【B】「講談、浪曲 たっぷり」座・高円寺2

第10回高円寺演芸まつり
出演:神田愛山、玉川奈々福、神田鯉栄、玉川太福
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高円寺演芸まつりは、座・高円寺寄席の「講談、浪曲 たっぷり」に出掛けた。抽選にめでたく当たったので、かたつむりと2人でありがたく。

2020.2.16.(日)13時開演。休憩時間込みで約2時間半。一人当たり30分ってとこかな。

後の人が触れていた通り、前座が読んだ(←語るという意味。合ってる?)三方ヶ原の戦いの講談がやはり難しくて半分くらいしか理解できなかった。これは練習用の演目らしい。

あとの演目は面白く聞けた。笑いが多く、おっとりとした雰囲気。

歴史の制度に根差す話は、今の感覚ではすんなりと理解しづらいものもある。仇討ちとか、お殿様の命令とか。

逆に、「扇の的」など、覚えている言葉には、身体が反応する楽しさがあった。

浪曲は三味線が効果音や合いの手も入れるのがツボだった。歌声を楽しむジャンルでもありそう。

逆に講談は喉はつぶすのね。ロック歌手みたいだな。

仲入り後の、神田愛山が読んだ「敵討母子連れ」は菊池寛の作。講談も書いてたというのは初めて知った。サゲ(とはきっといわない)が笑いと涙で絶品だった。