波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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2016年超歌舞伎「今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら)」(配信)


超歌舞伎 今昔饗宴千本桜 [ 初音ミク、中村獅童 ]

出演:中村獅童初音ミク澤村國矢KAITOほか

2020.4.14.に振り返り生放送をニコニコ生放送で観た。

超歌舞伎2020「御伽草紙戀姿絵」は新型コロナウイルスのせいで中止になってしまったが、『ニコニコネット超会議2020 Supported by NTT』にて、2016年から2019年の公演を振り返り生放送。

この日は2016年の超歌舞伎「今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら)」。2016年に幕張メッセで行われた上演の映像だが、場内に散る桜などCG加工、キャストのエンドロールなど、映像作品としてグレードアップされている。

そして何より、皆さんのコメントが生なので、参加してる感が半端じゃない。コメント多すぎて画面があんまり見えないので、コメントは表示したり消したりして見てたが・・・

2016年分は初見。歌舞伎の「義経千本桜」をベースとした話と、ボカロ曲の「千本桜」のフュージョン。話は2019年のと同じだけど、ちょっと演出は違う感じ。こっちの方が良かった気がするという感想。初心ってことなんだろうか。

青龍役の澤村國矢がとにかく絶品。悪役なのだけれど、口の開け方ひとつで化粧が生きて、可愛くも怖くもある。この表情も、初音ミクとの掛け合いも良かった。

武器なのか手に持つ自撮り棒(のように見えるが違うらしい)もなんとなく可愛さに貢献。アンコールで、3回目の「千本桜」で毛振りしまくっているのも魅力的だった。

中村獅童は見せ場の多い豪華な立ち回りがメイン。ハシゴを使った殺陣とか、遠隔で倒しちゃうとか、超人感のある立ち回り。ビームでも倒してたな。

電話屋(屋号)のNTTさんの技術で気になったのは、透明感のある桜の重なりとか踊りの着物の質感とかの画像表現。それと、生分身?で3人の分身が現れたのは凄かった。

初音ミクの台詞回しは2019年はもっとなめらかだった気がするから、毎日見ていくと進化が分かるのかもしれない。

  ・2017年の記事はこちら 

namiuchigiwa.hatenablog.com

 ・2018年の記事はこちら

namiuchigiwa.hatenablog.com

・2019年の記事はこちら

namiuchigiwa.hatenablog.com