波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

2017年超歌舞伎「花街詞合鏡(くるわことばあわせかがみ)」(配信)


超歌舞伎 花街詞合鏡【Blu-ray】 [ 初音ミク/中村獅童 ]

出演:中村獅童初音ミク澤村國矢、重音テトほか

2020.4.15.に振り返り生放送をニコニコ生放送で観た。

超歌舞伎2020「御伽草紙戀姿絵」は新型コロナウイルスのせいで中止になってしまったが、『ニコニコネット超会議2020 Supported by NTT』にて、2016年から2019年の公演を振り返り生放送。

この日は2017年の超歌舞伎「花街詞合鏡(はなくらべせんぼんざくら)」。2017年に幕張メッセで行われた上演の映像に、歌舞伎座を思わせる天井のCGなどが追加されている。最後にはキャストのエンドロール。

振り返り生放送なので、皆さんのコメントと一緒に参加。生って感じがする。

2017年は初見で、これ好き! 2016年から2019年までの中で一番好きかも。筋もしっかりしてるし、映像が美しい。オシャレな雰囲気も素敵。

オープニングやエンディングの音楽はジャズっぽいアレンジ。「ルパン三世のテーマ」っぽいというか。皆さんのコメントによると曲は「吉原ラメント」らしい。

オープニングの映像は雰囲気を合わせてレトロシック。劇中で2回出てきた夜の花街の中を歩いているように流して見せる映像といい、すごく趣味がいい。薄暗くてきれいっていうのはプロだなあと感想。

初音ミクはやっぱり2016年よりも流暢になっていた。影が付いた!

前半に踊りがたっぷりあって、ARの技術を集中的に堪能した。着物のシワや影がスムーズに動くっていうのもすごいんだろうと思う。

中盤はストーリーと演技が見せ場。花魁(初音ミク)に惚れられた男(中村獅童)と入れあげている男(澤村國矢)のやりとりが見応えあった。遠くで杯のやりとりをしたり、叫ばずに腹でケンカしていたり。

終盤は立ち回り。風呂桶とか大縄跳びみたいなのとか謎のアイテムも続々登場。ハシゴも再登場(話が2016年の続きという設定)。分身がリモートで戦う技術戦もあり。

一番すごかったのは、スローモーションの殺陣。よくあるのとは全然レベルが違うのよ。斬られるのとか斬るのとか、ここだけリアルで、たっぷり長く。

最後は花街が炎上したところで、「数多の人の言の葉」(ニコニコユーザーのコメントを呼びかける言葉)の出番となった。多分中村獅童演じる主役は死んでると思うんだが。衣装は白地に狐火の描かれたものに変わり、義経千本桜のキツネに戻ったってことかな。

アンコールのラストは結局「千本桜」。子役の子が踊ってて可愛い。

・2016年の記事はこちら

namiuchigiwa.hatenablog.com

・2018年の記事はこちら

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・2019年の記事はこちら

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