2020.6.14.白石加代子『百物語』シリーズ 「五郎八航空」をユーチューブで観た。
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で外に出られない状況を受けて、楽しんでもらいたいと無料で配信された。(公開期間は終了)
『百物語』は日本の怖い話を白石加代子が舞台で朗読するシリーズ。
本を手に持って朗読する形ではあるものの、動きもあり、ほぼ一人芝居という感想。
しかも白石加代子の何者にも変わる変幻自在ぶりが楽しめて、一人芝居とも感じないほどだ。
『百物語』の公演は、百話を語り終えると何かが起きるという昔の伝承により、99話で終了し、その後アンコール公演が行われている。
・『百物語』の別の話の記事はこちら
「五郎八航空」は『百物語』シリーズの中でも人気作らしい。
背中の赤子が見えるような白石加代子の演じ分けの凄さも堪能できるし、爆笑しスリルも味わえる面白い作品。
時間が41分と短いので、動画で見やすい。公演ではほかの作品と一緒に朗読していたのかな?
ヤミ営業のオンボロ飛行機の話で、かつ何があっても会社に戻ろうとする会社員の話。
ある意味そう読み切って、軽く笑いと怖さを味わっていたら、最後は別の怖さで背中がヒヤーっとした。
すごすぎて言葉がない。