2020.9.5.(土)、9.6.(日)「音市音座2020」1日目、2日目両日を配信で観た。
「音市音座」はスターダスト☆レビューがホストバンドとなって、ゲストアーティストとコラボをするライブ。
名古屋での開催で、話には聞いていたけれど見たことがなく、今回配信で参加できて嬉しい。
10周年ということで参加アーティストを2日間に分けて開催された。
配信メディアが5つもあって、大きなイベントなんだなあって感想。出演者見ればそりゃそうか。日本ガイシホールのキャパが1万人らしいから、満員なら2日で2万人のはずだったんだもんね。
スタレビワンダーランドに豪華すぎるゲスト
根本要が司会進行、スターダスト☆レビューが全部のアーティストのバックバンドを務める、ファンにとってはスタレビワンダーランドのライブだった。
開始前の名古屋観光案内の映像のBGM(客入れ?音声チェック?)もスタレビだったし。
情報としては知っていたけど、観ると「全部スタレビ!」。嬉しい! フェスというよりスタレビのライブにゲストを迎えている感じ。(言うなれば氣志團万博みたいなもの?)
映像はスタレビ、吉田山田、KAN、矢井田瞳、杉山清貴の曲がたっぷり。この映像楽しい!
みんなでコラボ「夜のヒットスタレビ」
定刻ぴったりの17:00に配信が始まると(ちなみに終わりもほぼ20:30。押さなかった!)、ゆったりしたソファに座ったその日の出演者が登場。
1日目の鈴木雅之ソファは似合いすぎ。雰囲気がゴージャス。
日本ガイシホールのアリーナ下手にトーク用のスペシャルシートが作られていて、時々そこで見ているアーティストが映るのが楽しかった。
出演者にとっては同業者が観客なのはビミョーだったようだが。
冒頭のトークの後は、それぞれのコーナー。1組3曲ずつで、コラボ以外にソロ弾き語りもあった。
途中には休憩という名の20分のくつろぎトークタイム。「今年一番楽しかったこと」(だったかな?)で川柳を発表。お弁当用意して食べてみたらちょうど良かった。
最後は「夜のヒットスタレビ」。スタレビ35周年ライブではメドレーで大熱狂を巻き起こした企画だ。
各アーティストが代表曲を1曲ずつ歌う。歌い終えたアーティストがステージに残って後の曲にも参加するのが「夜のヒットスタジオ」っぽかった。豪華。このライブの見どころだった。
ヤンチャな1日目
両日観たら、全然トーンが違ってビックリ!
出演アーティストは1日目がSTARDUST REVUE、吉田山田、KAN、渡辺美里、藤井フミヤ、鈴木雅之。
1日目はヤンチャ。KANのコーナーでピアノの上で根本要が風にマントを煽られながらギターを弾くというおなじみの演出があったかと思えば、鈴木雅之も本人がコピー。
歌もノリノリな曲が多くて、お約束の振りを一緒にやったり、踊ったり。
うろ覚えでも堂々と踊れるし歌えるのが配信のいいところ。
そしてなんといっても、鈴木雅之曲の白い手袋の魔力は凄かった(笑)
「ランナウェイ」と「め組の人」で手袋が登場。「め組の人」は出演者全員でコーラス&ダンス。
両方で踊った藤井フミヤがすごいはまっていた。「NANA」もカッコ良かった。
配信のモニターの前で踊って歌って汗びっしょり!
2日目はしっとり
2日目の出演アーティストは、STARDUST REVUE、矢井田瞳、杉山清貴、ゴスペラーズ、小田和正。
小田和正は「オダ☆レビ」という形で参加。
こちらはボーカリストの凄さを堪能する日。(1日目も凄かったんだが楽しさが上回った)
「夜のヒットスタレビ」のコーラスがものすごく分厚くてすごかった。キーも広いなあ。スタレビの曲って男性に歌わせるのはキーが高くてキビシイと思うんだが。拍手!
2020年ならではの花火
公演は配信のみだったし、リハも十分ではないのかな、とちょっと思う感じもあった。
小田和正は配信ライブ初めて=ライブしばらくぶりな感じ。
スタレビは普段より練習ができてない感じかなあ。それでソロの曲を増やしたんだろうし。
そんな状況でもコラボの楽しさと音の厚みを伝えてくれてありがとう! 2日とも参加できて、良かったし楽しかった。
たくさんのアーティストが参加するフェスは配信で見ると気楽でいいかもな。
両日とも「夜のヒットスタレビ」のラストはスタレビの「愛の歌」。
続けてアンコールでスタレビの「今夜だけきっと」を全員で。2日目は特にスタレビ35周年ライブを思い起こさせる厚みだった。
この興奮を毎年体験できるのはいいなあ。
最後は花火だった。もちろん過去の映像だけど、10月に花火大会を開催するという情報が前向きで、素敵なエンディングだった。
・DVD出ました! イベンターを支援するしくみが素晴らしい。
10th ANNIVERSARY 音市音座 2020 [ スターダスト☆レビュー ]
・スタレビ35周年ライブの感想記事はこちら