出演:谷山浩子、栗コーダーカルテット、安宅浩司、タバティ
2021.6.12.(土)「谷山浩子と栗コーダーカルテット 放課後の音楽室」を東京文化会館小ホールにかたつむりと観に行った。
昨年は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で中止。
今年も非常事態宣言が出ていたが、そのころから比べると社会がだいぶ付き合い方を理解したのだと思う。チケットは完売。
17:45開演、20:00終演予定(ちょっと押した)。検温、消毒などはもちろんだが、終演後に飲食店が終わっているのがいつもと違う点だった。
谷山浩子は復帰後初ライブ
谷山浩子は病気で休養していたので、昨年8月以来の復帰コンサートだった。
そんなこともあるのか編曲の都合か、前半は栗コーダーカルテットのステージ、後半は谷山浩子のステージで演奏は栗コーダーカルテット。
ピアノ弾き語りは1曲、それと「花さかニャンコ」はトイピアノを弾きながらで、あとは歌に専念。それはそれで珍しい。
どうやらもう1曲ピアノを弾くことになっていたらしく、思惑のズレが発覚して全員それぞれ驚いていたやりとりは面白かった。(ちょっとだけ心配)
ラジオでも話していたが、高音を力を入れて出すのが難しいようだ。声を張るバラードが厳しいのかと思っていたら、「花さかニャンコ」のようなカワイイ声の曲が苦手というコメントあり。
歌としては本調子ではない感じがあるけれど、それはそれで十分な感じがするのは、ファン心理か、谷山浩子の不思議な存在感か。無理はしないでくださいね。
たくさんの楽器に目が釘付け
前半の栗コーダーコーナーでも谷山浩子曲(インスト)を2曲演奏、プラスして谷山浩子がトイピアノで1曲参加したので、ライブ全体としての一体感があった。
すごく「アコースティックだ!」という感想を持った。いつものピアノ弾き語りもアコースティックだし、アコギもよく聞いているはずなのだが、管楽器が生音って感じがするのかな。
後半谷山浩子コーナーは、編曲が違うのでいつもとちょっと雰囲気が違う。
前半が昼というイメージだったのに対して、後半はすごく夜を感じた。人の気配を感じると夜はずっしり重い。
そこにシンセのような効果音みたいな音がする!と思ったら、手を左右に水平に動かす謎の楽器。ペダルスチールギターっていうのかな?
演奏していた安宅浩司はギターもすごく泣かせるし注目だった。
他の人も、楽器が次々変わるので、どの音をどの楽器が出しているかずっとキョロキョロして忙しかった。
終演後のステージ上をのぞくと、ウクレレとか太鼓とか、リコーダーも10本以上あったと思う。面白かった!
セットリストは以下の通り。(ボケててすみません)