波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

「リーディング新派 in エンパク 『十三夜』」(配信)

原作:樋口一葉
脚色:久保田万太郎
構成・演出:齋藤雅文
出演:波乃久里子柳田豊伊藤みどり喜多村緑郎

2022.1.10.「リーディング新派 in エンパク 『十三夜』」を早稲田大学坪内博士記念演劇博物館のYouTubeで観た。

2021年度秋季企画展「新派 SHIMPA――アヴァンギャルド演劇の水脈」の関連公演として、2021年12月15日(水)に同演劇博物館で無料上演されたもの。

配信映像はこちら

朗読劇というか、虫の声や引き戸の音なども入って、音数の少ないラジオドラマのような作り。47分。

「泣き」の芝居だった。原作が新派の芝居で一層増幅されてるんだろうな。

しっとりとした風情のある情景が浮かぶ。

美しい一方で、建前や家の経済に絡め取られてしまうドラマに、なんでそこから抜け出せない、と思ってしまう。「婦系図」でも同じような感想を持った気がする。

明治はいよいよ遠い。なんだかんだいっても社会的なことから少し距離を置いて人生を選べるようになったことを喜びたい。

婦系図」の感想ありました↓

namiuchigiwa.hatenablog.com