波打際の舞台日記

演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いていこうと思います。

「スマララティが魅せる聖歌(KIDUNG)とタクス(TAKSU)」(配信)

2022.1.30.(日「スマララティが魅せる聖歌(KIDUNG)とタクス(TAKSU)」をウブドTVのYouTubeの有料配信で観た。

インドネシア・バリで配信のために上演されたバリ舞踊とガムランの公演の生配信。

30分押して19時に始まった。現地時間18時は明るい、というのが冬の日本には信じがたい。

上演時間は1時間半強だった。

会場は前回と同じPura Dalem Ubudだが、前回の割れ門を前にした屋外とは違い、屋根に覆われていて舞台と思われる。今後の公演はこの舞台でするのかな?

演目

事前の発表から順番が変わっていた。儀式に詳しくないのでちょっと違うかもしれない。

1. Tabuh Gambang Sling(器楽曲)

2. Tari Puspite Sari(6人のお花撒きの踊り)

3. Penari Bebarisan

儀式の中で踊られた白と黒と金色の衣装を着けた槍を持った男性舞踊のことと推測。

3. Tari Baris Anom(男性舞踊)

4. Tari Legong Jobog(女性2人の戦いのレゴン)

5. Tari Hanoman(白い猿の神様の踊り)

6. Tari Telek(仮面舞踊)

7. Tari Barong(獅子舞に似た神様の踊り)

曲間は聖歌と儀式

曲と曲の間はつながっていて、あいだには次の演者にタクスを入れる儀式があった。

TAKSUはエネルギーの「気」みたいな意味らしい。

1曲が終わると、白い衣装の女性、グルンガン(冠)やトペン(面)を捧げ持つ人、それを付ける前の踊り手が並んで入ってくる。儀式があり、お祓い?後にその場でグルンガンやトペンを付けた。

儀式の音楽は少し上品なトーンの女性中心の歌。これがKIDUNGなのかな?

曲もつないでいるものもあって、冠を付けるといつのまにかもうバリスの曲が始まっていてびっくりした。

儀式は少しずつ違った。一人ずつに聖水を振りかける基本のものもあるし、バリスの前は儀礼舞踊っぽい衣装の舞があった。

ハノマンの前は、複数のトペンを付けてみて軽く踊って外す女性。遊んでいるみたいな軽さだけど、これがシダ・カルヤ(次々に面を替える儀式の踊り)なのかな。

バロンはどうするのかと思ったら、お祈りしたところで、演者が中に入っていた人と交代した。

儀式でバリらしさ増し増し

バリ舞踊を習っていたとはいえ儀式には疎く、実はジョボグとテレックがあるのでチケットを買ったのだった。

踊りとしても大満足。プンゲチェというテンポがいいメロディにすごく気分が上がった。

テレックにはジャウックともう1人茶色い面の人(多分人間?)が出てきた。これは何の面なんだろう?

儀式そのものよりもノンストップで見せる流れが興味深く、一気に見た。そして、儀式があるとすごくバリっぽい。

今回の生配信はアップの画像などもあり、画質も安定していて、充分見やすかった。みんなすごい早さで上達するなあ。後日、高画質バージョンが編集して見られるようになる予定。二度おいしい。

・前回の記事

namiuchigiwa.hatenablog.com