波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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維新派 の検索結果:

劇団維新派『トワイライト』(配信)(映像上映)

…3.6.25. 劇団維新派『トワイライト』を配信で観た。約2時間。 国際交流基金の"STAGE BEYOND BORDERS"という日本を代表する舞台芸術を紹介するプロジェクト内で無料配信されていた。 その中でEPAD(緊急舞台芸術アーカイブ+デジタルシアター化支援事業)による舞台芸術アーカイブの作品も大量に配信されて、こちらはEPADからの作品。 特設サイトはこちら。 stagebb.jpf.go.jp 劇団維新派は「ヂャンヂャン☆オペラ」というスタイルが特徴的。集団でリズ…

「レミング〜世界の涯まで連れてって〜」PARCO劇場

…むりと観た。しっかり維新派のヂャンヂャン☆オペラだった。標準語だが。台詞らしい台詞と筋は寺山修司の原作にあるのだろう。上演台本は松本雄吉と天野天街。ヂャンヂャン☆オペラより筋と台詞があるので分かりやすく、かつリズムに乗ってイメージがふくらむ。4人の主要な役者の他に、達者な役者がいて目を引いた。維新派の役者?大人っぽくていつものイメージと違って驚き。どこまでが原作か分からないが、虚構の連鎖のみが現実であるというテーマはとても現代的で、この後に80年代だとすると、多くの芝居で世界…

維新派「風景画−東京・池袋」西武池袋本店4階まつりの広場

フェスティバル/トーキョー11 構成・演出:松本雄吉 10/15(土)にかなえちゃん夫婦と観た。野外なので天気に気をもんだが、開演前にちょっと降られた程度で済んだ。暖かい日で良かった。野外気分は堪能したが、舞台は閉塞感が強く、いつも期待しているような浮遊感、イメージが広がっていく感じがなくて残念だった。作者の東京もしくは都市に対する否定イメージを感じたのは読みすぎか。音も電車の音に負けるのを恐れたか、小さい会場なのに生な感じの全くしないマイク音声。もっと遊びがあったら良かった…

「あかりのともるかがみのくず」にしすがも創造舎

…と思うが、一方で内容が言葉に収斂してしまうので、言葉は扱いが難しいと思った。山海塾だと場面タイトルになり維新派だと歌のように刻まれる。工夫どころなのだろう。今回多くの言葉はセリフではなく音として扱われていて、ほかに人の立てる音、音楽と、音の使い方は繊細で印象的だった。今回の出演者は女性6名、男性3名。最初男性がいることに驚いたが、内容的には男性がいることが自然で、良かったと思う。 ポストパフォーマンストークは映画監督の中島哲也と黒田育世。「告白」のその怖いシーンは見てみたい。

維新派「ろじ式〜とおくから、呼び声が、きこえる〜」にしすがも創造舎

フェスティバル/トーキョー参加作品 11/1(日)マチネをかなえちゃんファミリーと観に行った。ヂャンヂャン☆オペラと呼ばれるコーラスのような声と音楽のリズムに乗せられて、少し宙に浮いたような感じ。体温が少し上がる。今作はものづくしのような感じで、テーマは感じられたが物語はなし。女の子のシーンは子供っぽいのに色っぽく、萌える人もいるんだろうなあ。浮遊感に、屋外での公演を観てみたくなった。写真は「ろじしきのろじ」という屋台。モンゴルパンとか変わったものが出てて面白かった。

維新派「ナツノトビラ」(ビデオ)

作・演出:松本雄吉 あけましておめでとうございます。今年は春からいい芝居が続きます。しゃきっといきましょう。 1/3(水)、`06年の夏に梅田芸術劇場で収録、NHKで放送されたものをビデオで観た。鮮明なイメージ。光と陰とのコントラストが美しい。直喩のような隠喩のような動きと道具、装置。家でビデオで見たので、途中から意味を追うのは諦めた。他のことをしながら見るのにものすごく不向きな舞台で、美しいイメージに包まれて観るべきだと思った。涼し気ですごく夏を意識した舞台。夏に観ると多分…