波打際の舞台日記

演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いていこうと思います。

「身毒丸 復活」新宿バルト9

一周忌追悼企画 蜷川幸雄シアター
5/26(金)19:30からの回で観た。ぴあで前売券を買っていたのでネット座席予約ができず、水曜日に行った時には満席。シアター7は200席強だが1演目の上映期間が1週間というので混んでいるよう。客席はほぼ女子。割と若いところから見ると藤原竜也のファンかな。映像はさいたま芸術劇場の舞台のゲキシネ白石加代子が買われた母役、藤原竜也が継子役で、濃厚な舞台。作は寺山修司と岸田理生で、寺山修司好みの見世物小屋モチーフがてんこ盛りで、演出蜷川幸雄ケレン味というより脚本の指示なのかなと思われた。息子と母というものを突き詰めるとこんなどろっとした憎悪と性になるという感じだった。ゲキシネ初鑑賞で、舞台よりアップで見るのと、生じゃないから日常に戻るのが早い、という点で、脈絡のなさや飛躍ぶりに圧倒された。静かな演劇は向かないだろうな。