波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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文学座「湖のまるい星」紀伊国屋サザンシアター

作:鈴江俊郎、演出:藤原新平、出演:松下砂稚子、赤司まり子ほか
2/4(土)のマチネを観た。感想は、最近の鈴江作品は誰が演出しても難しいんだなぁというもの。良い台詞をしっかりと響かせた藤原演出だと、冗長さが際立ってしまう。聞き飛ばす台詞もあるっていう前提(だと思う)で繰り返しの多い戯曲。情緒的な台詞を誇張しすぎずに過不足なく伝えるのは難しいらしい。もっと軽く、緩急付けて、エッセンスを味わうようだといいと思うのだが…普段の鈴江演出への不満と反対側。
なんだか本公演じゃないような雰囲気もあって、割引あり4950円は高いかな。近くのお店のジェラート無料お試し券がチラシに入っていたので、それで穴埋めして帰りました。