波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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ストレンジシード静岡 2024

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2024.5.5.(祝)静岡市駿府城公演などで開催された「ストレンジシード静岡」に行った。大道芸みたいに投げ銭システムで演劇やダンスを見せるストリートシアターフェス。「ふじのくに⇄せかい演劇祭」と同時開催された。いろいろあると遠方から参加しやすい。

全部見た公演は以下5組。

ロロ『パレードとレモネード』

何組かの登場人物による短い場面を積み重ねたオムニバス作品で、甘酸っぱい青春や、コメディタッチのシーンが描かれる。すごく爽やか。

青葉シンボルロードが会場なので、通りすがりの人はびっくりしたかな。ひたすら奥行きがある会場をよく活かしていた。

立見も開場時刻から数十人並んで人気。ただ、暑くはないけど陽射しがものすごく強い日で、作品の問題ではなく、日なたで55分(+待ち時間20分くらい)はつらかった。

浅川奏瑛×演劇空間ロッカクナット『ビトゥイーンズ・パーティー

竹の構造物が面白かった(写真)。竹と竹の間にL字状の板を挟んで紐で結んだもの。そのまま90度向きが変えられてクネクネと自在に増築できる。

建築の人とプロデューサーのユニットと、今回はダンスパフォーマンスの組み合わせらしい。見てるだけだとよく分からなくてもったいない。もっとみんなで増殖させるイベントを積極的にやったらいいのに。

ほころびオーケストラ『恋するロボット』

ロボットを抱えて一人語りしたり、ギターを弾いたり歌ったりという作品。

際立って上手いとか面白いとかではないのだが、意外にSF的な展開とかもあって、40分最後まで見てしまった(ちなみに日陰だった)。子どもとのコミュニケーションの作り方が上手い。用意してあるヒツジとか。

場所が児童公園ということもあって、すぐ隣で普通にすべり台で遊んでいたり、演技が空間に溶け込んでいる感じもストリートシアターとして魅力的だった。

ワワフラミンゴ『タヌキのへそくり』

タヌキだけじゃなくて人間も出てくる。ゆるいトーンで面白い。「Yesterday」を普通にギターで弾き語りしただけでウケる。絶妙なヌルイ空気のコントロールが素晴らしいと見た。これは毎回見たい。リピーターと思われる人が何人もいたのがうなずけた。

BONG n JOULE『The Road to Heaven』

韓国からの参加作品。チャイニーズポールというサーカスの技と、韓国の伝統音楽、太鼓と笛を組み合わせた。

歌をうたい、重い(と思われる)支柱を引きずる移動型のパフォーマンスから始まる。キリストみたい、と思ったけど、どうなんだろう。広場でポールを立て、ポールを登ってはガーっと強い勢いで落ちる。疲れ果ててもまた登る。という演目だった。歌の声がいい。

2019年に参加したときの感想はこちら

namiuchigiwa.hatenablog.com

フェスティバルgarden

駿府城公園の広場に休憩用のテントが張られ、屋台がたくさん出ていた。これは「ふじのくに⇄せかい演劇祭」の方かな?

ストレンジシードはあまり混んでなく(各演目2、3百人程度)、十分に椅子に座って休憩できてありがたかった。

演目には椅子がほんの少しだけ用意されているが、基本的に立見もしくは地面に座っての鑑賞になる。日なたはきついというのもあって、少し離れた木陰から立見。

ちょっとだけ見たサファリ・Pも魅力的だった。今度機会があったらちゃんと見たい。

そして夜はSPAC『白狐伝』へ続く。

namiuchigiwa.hatenablog.com