作:マキノノゾミ、演出:宮田慶子、出演:今井和子、横堀悦夫、宇宙ほか
2008.11.16.(日)劇団青年座「赤シャツ」のマチネ公演を観た。
青年座がマキノノゾミ三部作としてこれまでのマキノノゾミ作品を一挙上演する企画の2つ目。
2001年の初演は見逃していた。
夏目漱石の「坊ちゃん」を「赤シャツ」の側から見た物語。主人公の赤シャツに夏目漱石をだぶらせて、損得と言葉で生きる近代人の代表と見立てた。
小説「坊ちゃん」は正直青春物にしても真っ向勝負過ぎる感じで面白みを感じなかったのだが、今回の「赤シャツ」には感情移入した。
「坊ちゃん」も同時代の人にとっては失われていく真正直さを描いた作品だったのかな。
物販で出演者がデザインしたバッヂをもらった。
11/18まで。21−30日は「MOTHER」。こちらもおすすめです。