2/11(祝)ユナイテッドシネマズとしまえんで12:30の回をかたつむりと観た。スナック売り場は長い列。
海の生き物のドキュメンタリー映画で、クジラやイルカのような大型動物や変わった生き物などを次々に見せる。映像は美しく迫力があった。捕食シーンがたくさんあり、見所。動物は食べて生きているのだった。
と前半は満足して見ていたのだが、途中で漁業が海のバランスを壊しているとの主張が入り、完全に興ざめしてしまった。漁業についての知識があまりにも乏しい感じで、もっと良い漁業の議論には至りようのない距離感に、ただ唖然。一本釣りしてれば済むと思っているんだろうなあ(そんな知識もなさそう)。これが牧畜や農業についてでもこの人たちはこんなにイノセントに語るんだろうかと思うと、文化の差は根深いのだった。
その後の後半は普通の「種の多様性を守れ」というプロパガンダで特に毒になるものではなかったが、割と説教っぽい感じに終始した。最近の自然もののはやりなのかもしれないが、宣伝は集客にプラスになる一部分しか触れてない感じ。日本ではミニシアターで議論材料という映画だと思った。