作・演出:野田秀樹、出演:妻夫木聡、仲村トオル、藤井隆ほか
10/21(日)昼公演を観た。立見も出て盛況。今回の目玉は椎名林檎の音楽で、深津絵里の歌は割と存在感があった。エッグという新しいスポーツを考案したのも楽しかった。「スポーツと音楽」と銘打っているがもちろんスポーツと音楽は道具立てで、大衆の熱狂の流れる先がテーマだった。テーマは「農業少女」と同じだが、煽らず、歌い上げず。寺山修司を今持ち出してきたのは何故なんだろう。伝わらないことに対する焦りみたいなものを感じた。
東京芸術劇場は新装オープンしたばかり。ぱっと見はエスカレーターが付け変わったくらいだが、劇場はぐっと普通に良くなっていた。サイドシートも見やすかった。