波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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「esq Satellite Tour "19 -Visionary II- The Trio Day」BLUES ALLEY JAPAN

Vo/Key:esq三谷泰弘)、B:BARA(榊原雄一)、Ds:夏秋文尚

2019.8.12. 15:30開演。ライブレストランの営業面では食事時じゃなくてツライと思うが、アーティストメニューはなんとケーキ! でも告知が控えめすぎて気付いたのが遅かった・・・。

最新アルバム『Visionary』をはじめ、最近のアルバムは80年代「シティポップ」にぐっと寄せた曲が多い。シンセサイザーが進化して音の作り方がどんどん変化した時代への思いもあってか、前向きで明るいのも特徴。

新しい曲が多く、当然打ち込みが多い。曲としては楽しくて、聴く方の同年代感もあって盛り上がったが、ドラムはちょっとつらそう。東京はトリオでベースとドラムが一緒だったが、会場によって編成が違うから、一人で演奏するようにトラックが作ってあるのだと思う。

「流星物語」の蛇のようにまとわりつくベースや、「Melody」など、トリオの生バンドの魅力が出た曲がライブとしてはやっぱり盛り上がった。

三谷さんの声は絶好調で、高音が高く安定して、要さんといい、年を取ると音域が広くなるのかと誤解しそうになる。esqの客席コーラスは低音のメロディが多くて気持ちいい。

リクエストのカバー曲「ひこうき雲」がストレート。歌詞と曲を過剰な叙情なしに伝えて発見があった。「Love goes on」「All I Do」が楽しかった。

3時間15分くらい。長さは感じなかった。これは自分が麻痺してる可能性がある。

山下達郎さんのツアーとともに回るサテライトツアー、11月まで。