2008-01-15 青年団「火宅か修羅か」こまばアゴラ劇場 演劇 作・演出:平田オリザ、出演:兵藤公美、荻野友里、志賀廣太郎ほか 1/14(祝)こまばアゴラ劇場の楽日に観た。満員。檀一雄の「火宅の人」がベースになっている。旅館の待ち合わせ場所を舞台に、作家の娘3人と作家の再婚相手、ボート部の同窓会、訳あり気な男女の会話を見せる。背景はドラマだけれど、劇中にはほんとにドラマはない。海の底でもがいている神様の話を似姿として、表に現れない心の深淵が静かに見えた。なぜか自らのこれからの生き方を考えた。新年だからかもしれないけど。