波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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青年団「サンタクロース会議」「サンタクロース会議アダルト編」こまばアゴラ劇場

作・演出:平田オリザ、出演:立蔵葉子、工藤倫子、畑中友仁ほか
12/23(祝)11時から「サンタクロース会議」、14時から「サンタクロース会議アダルト編」。前半は子供参加型で、近所の子供がわらわらいた。役者は随分子供馴れしたようだったけど、馴れなかったのは作家かも。話を途中で投げ出しちゃだめだろう。途中まで子供に参加させていつの間にか見てるだけにしたり、教育的な言葉などちょっとなめた姿勢も見られたし、子供は居心地悪かったのでは。終演後に近所に親子連れが帰っていくのは悪くなかったけど、ファンは作れたかなあ。
後半は前半とかなりかぶるものの自然なPTAもの。この抜粋で子供用を作ったなという感じだった。クリスマスって日本ではただのパーティー&プレゼントの日なので、こっちの方が話の流れが自然だった。子供用ということでいろんな配慮が働いたんだと思うが、途中で止めない方が意図が分かりやすかったのでは。