波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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青年団プロジェクト「青木さん家の奥さん」こまばアゴラ劇場

作:内藤裕敬、演出:平田オリザ、出演:山本雅幸、畑中友仁、申瑞季ほか
9/23(祝)マチネを観た。「青木さん家の奥さん」はアドリブ芝居で有名な内藤裕敬の作品だが、今回が初見。ただ今回は青年団+南河内万歳一座共同企画として代表作品を交換して青年団が演じるので、平田オリザがアドリブ部分も戯曲を書いたようだ。とはいえ青年団としては元気のいい若々しい芝居になった。舞台は現代なのだけれど70年代で、酒屋は団地にビール瓶ケースを配達している。その辺りの時代ギャップを認識しているらしいがお構いなしの感じが、なんかそら恐ろしいというか、妖怪みたいな感じだった。一番近いのはゲゲゲの鬼太郎