波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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桃園会「ダイダラザウルス」ザ・スズナリ

作・演出:深津篤史、出演:三田村啓示、長谷川一馬、橋本健司ほか
2/18(金)夜公演を観た。深津篤史の復帰後初の作品で、死を見つめた引き締まったいい作品だった。見たことのあるような意味深なシーンが重なるが、完成したイメージの層が理に落ちるのではなく腑に落ちる。銀河鉄道の夜からの引用もイメージを結ばせるのに適切だったと思う。人生を列車になぞらえる例えはうまいと思った。