波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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青年団+大阪大学・ロボット演劇プロジェクト「アンドロイド演劇『さようなら』・ロボット演劇『働く私』」神奈川芸術劇場大スタジオ

国際舞台芸術ミーティングin横浜2011《TPAMディレクション》参加
脚本・演出:平田オリザ
テクニカルアドバイザー:石黒浩
出演(さようなら):アンドロイド「ジェミノイドF」、ブライアリー・ロング
出演(働く私):ロボット「wakamaru」2体、能島瑞穂、古屋隆太

2011.2.19.(土)青年団+大阪大学・ロボット演劇プロジェクト「アンドロイド演劇『さようなら』・ロボット演劇『働く私』」の午前の公演を観た。
気になっていたがなかなか観る機会がなかったロボット演劇を観に中華街のすぐそばの新しい劇場神奈川芸術劇場KAATへ。大スタジオのこの日の客席は150位だろうか。午前中からほぼ満員。

アンドロイド演劇『さようなら』

アンドロイドは人型のロボットで、外見はよくできている。相手役(人間)が外国人なので違和感は同じくらい。声がスピーカーを通した声なのでそれと分かった。
相手の気分にあった詩を読む機能を持った会話をするアンドロイドという設定で、欲しいかもと思った。
公演時間は15分。

ロボット演劇『働く私』

働けなくなったロボットから引きこもりを照射する作品。
ロボットの台詞としてプログラムするには無理がある台詞(倒置法とか)が散見されたが、ぼんやりとした感情の動きなど劇的なものはきちんと表現されていた。
こちらは30分。
ロボットの役以上はまだ無理だと思うが、よくできた面白い試みだと思った。