波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

※当ブログでは商品等の表示にアフィリエイト(広告)プログラムを利用しています。

[コンサート]ECHOES 連帯の日 TOKYO 2011 SHIBUYA-AX

12/22(木)当日まで思い悩んで当日券で観た。初めの頃の口数が少ない曲と最後の頃の曲に偏った選曲で、ライブの定番だった曲が外してあるのが印象的。この社会はどこかおかしい、諦めるな、というメッセージを前面に出した選曲だった。今回は20年ぶりに全曲トシもツトムも揃い、どちらかというと仁成のボケぶりが目立って、全員の年月が経った今が見えるステージだった。ツトムは完全にドラムが叩ける状態ではないようでドラムは二人体制なのが少し寂しいが、全員よくここまで来られたと思う。練習して、ギリギリの、新人バンドのような緊張感。
客席もサラリーマン姿がチラホラ、ジャンプする若さはないものの、曲が進むにつれ拳が上がる。曲や歌詞を体が覚えていて、自然に動いていた。歌いながら今もなにも変わらないことに気付いてなんか泣いてしまった。自分が何からできているか思い出すのは良いものです。エコーズの生真面目さは今になって際立ってよく分かる。たまに立ち戻れるとよいなあと思うのです。