ピアノ・キーボード・ボーカル:矢野顕子
三味線・ボーカル:上妻宏光
シンセサイザー:深澤秀行
2024.4.25.(木)やのとあがつま のビルボードライブ横浜のライブに参加。
飲食のサービスがあって、1部・2部があって…という形式の少人数のライブレストランで、ギュギュッと近い空間だった。
1st stage 平日17:30開演の回ということもありちょっと淋しい客席だったが、2nd stageはどうだったんだろう。
丸々1時間半くらいのステージで、13曲くらい。レコーディングされていない曲や、今回初めて聞いた曲、さらにカバー曲の新曲まであった。
やのとあがつまの生ライブは2022年以来、今回で2回目。
上の感想でも似たようなことを書いたけど、やのとあがつまのライブは心の奥を直接揺さぶられる感じがする。シンセの浮遊感、エモーショナルな音、そして生音の揺らぎ。生の演奏、生の音を聞く喜びをこれほど感じるライブはない。
詳しくは分からないけど即興的な演奏が多そうなことも関係しているのだろうか。
元の民謡につながる記憶がある曲も若干はあるけれど、それよりも音の引力の強さを感じた。
丹田に力がこもって背が2cmは伸びた感じ。魂にごほうびだった。
曲名はまだ伏せておくけれど、レコーディングしてない曲で絶対にリリースして欲しい曲がある。曲にも土地にもゆかりはないけど上妻さんの声がぐっとくる。
曲はだいぶあるのに新譜が出せないというような話があったので、ぜひクラウドファンディングをしてほしいと思う。是非是非。
ビルボードライブ横浜には初めて行った。馬車道駅直結ということでろくに調べずに行ったら、新しい駅で直結するビルが多く、近付いてからも看板が見当たらずに相当ウロウロしてしまった。
ライブレストランというとこれまでは必要以上に高級感のあるサービスが定番だったのだが、今回サービスありの2階エリアでスマホ注文・決済が推奨だった。精算の流れが分かりにくい。セルフにしたおかげでほんの気持ち程度安いかな? 高級感がなくなるのは良し悪しではあるけれど。
終演後、建物の2階に上ったら魔法のような光景が広がった(写真)。みなとみらいが目の前! ふらーっと街に下りていきたくなる景色だった。