波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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KOKAMI@network「イントレランスの祭」よみうり大手町ホール


作・演出:鴻上尚史、出演:風間俊介岡本玲久ヶ沢徹ほか
5/5(祝)昼の部を観た。日本における宇宙人移民排斥運動の話。初演は少し前なので、シリア難民の方ではなくて、ヘイトスピーチの方が下敷きになっている。若さ溢れる舞台で好感が持てる。戯曲はちゃんと生かされていないエピソードが散見されて、エチュードみたい。登場人物がみんなわがまま勝手な行動をとるせいで収拾が付かないのがなんだかすごい。ネットでマスのトレンドの流れは確実に変わったが、個人の付き合い方も変わるんだろうなあ。属している「ムラ」がいろいろになる感じか。