波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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KOKAMI@network「サバイバーズ・ギルト&シェイム」紀伊國屋ホール

作・演出:鴻上尚史、出演:片桐仁山本涼介大高洋夫ほか
11/27(日)マチネを観た。明らかに第二次世界大戦時の日本が未来もしくは現代として舞台設定されていて、戦場で生きるのが困難な事態に直面して自分は死んだと認識する複数の人や、災害などで苦しむ人たちによるコメディタッチの舞台。重いタイトルと困難てんこ盛りの設定だが、勘違いによる混乱が軽く展開する。片桐仁のコメディアンぶりが良かった。第三舞台からの観客としては、最後のブルーハーツは余計な記憶を呼び過ぎる。ずっと頑張って生きろと励まされ続けている。