波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

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りゅーとぴあプロデュース「オフィーリアと影の一座」東京芸術劇場プレイハウス

原作:ミヒャエル・エンデ、上演台本:笹部博司、演出:小野寺修二、出演:白石加代子、旺なつき、舘形比呂一ほか
12/3(土)マチネを観た。最近は直前でも予約ができるので便利。不思議な舞台だった。いかにもミヒャエル・エンデ。童話の世界なのだが、それにしてはほろ苦い。劇中劇で「トゥーランドット」と「オンディーヌ」を白石加代子や元宝塚の女優(推測)ら往年の名女優が演じるのが見せ場で、両話ともよく知らなかったので、名曲ぶりやダイジェストを楽しんだ。メタ芝居な話で、芝居好きな人には染みると思う。最後のパートが説明臭くなったのが残念。もっと映像的にイメージで見せることもできたのでは?