作・演出:深津篤史、出演:阪田愛子、寺本多得子、森川万里ほか
3/9(金)夜公演を観た。阪神の震災を扱った昨日で、初演はもう10年前とか。初演の記憶からすると、印象的だったシーンが消えて、だいぶ改作された気がする。設定が同じなので序盤からとても分かりやすく、何でもないところで涙ぐんでいた。阪神の震災の記憶も、1年前の津波の記憶も、ものすごくパーソナルだ。それも他の時でもありえるような記憶。でもそんな思いが集団で、強いインパクトで刻まれるのが大災害なのだろう。去っていく側に寄り添う内容がせつなかった。