波打際の舞台日記

音楽ライブ・演劇を中心に、舞台の感想・意見などを書いています。

※当ブログでは商品等の表示にアフィリエイト(広告)プログラムを利用しています。

「幕が上がる」Zeppブルーシアター六本木

原作・脚本:平田オリザ、演出:本広克行、出演:ももいろクローバーZほか
5/3(日)夜の回をかたつむりと観た。会場へのアクセスが分からなくて焦った。会場公式WEBにて予習すべし。劇場は900席位の割に舞台が近い。ちょうど真ん中位の席だった。ほとんどももクロのファンと思われるが客層は広いようだ。内容は高校演劇部の主に部活のシーンを、劇中劇「銀河鉄道の夜」の稽古を通して描く。劇中劇は平田オリザの既存戯曲。宮沢賢治の原作の哀しさを増強した劇中劇が柱となるので、どう演じても様になる手堅い戯曲だと思った。ももクロはまずまず。高校演劇部の練習風景だから、ほどほどなのもそれらしい。ジャニーズの子たちにあるようなアイドルオーラがなくて、それが売りなんだなと。完全に他の若い役者と溶けこんでいた。映画版と続き?のようなので、小説と合わせ、全体像を見てみたいと思った。