作:小野田勇、潤色・演出:田村孝裕、出演:藤山直美、渡辺いっけい、山本陽子ほか
6/20(土)昼の回を観た。JCB割引でチケットを入手できたということで、K先輩から分けてもらって観劇。森光子が長く演じた作品だそうで、私は初見だった。戦前・戦中の漫才師ミス・ワカナの一代記。ミス・ワカナを藤山直美が、相方の一郎を渡辺いっけいが演じる。俳優それぞれの芸を活かすシンプルでくっきりとした演出で、藤山直美の勢いも、山本陽子の啖呵も、若手の漫才の初々しさも見事だった。しゃべくり漫才もっと観たかったなあ。スケールの大きな物語で、反戦、反薬物にもなっているのが物悲しい。
歌舞伎のように食事休憩が入ります。たっぷり3時間。客層は高めでした。